エイケンが考えていること
今、住宅を取りまく状況には、様々な問題があります。
木材にしても、安い輸入材が増え、日本の山は手をいれられず荒廃し、杉や檜も花粉症の問題児扱いにされるばかり。反面、海外では森林の伐採が問題となり、違法伐採までされる始末。
新しく建つ家を見ても、多くの家のデザインや材料は100年も大事に住まれる家には見えず、しかし、その家に雇用も不安定な中、住宅ローンが生活を圧迫している方も多いのではないでしょうか。ウサギ小屋と言われた日本の家は、家としても、生活の一部としても、本当に豊かになったと言えるのでしょうか。
そして、昔とは比べものにならないくらい増えてしまった犯罪。その容疑者の家がニュースで写ったりすると、何かしらの問題点を、その家に発見する事があります。もちろん家が犯罪を解決できる訳ではありませんが、もう少しベターな家の在り方というものはあるように感じています。
「その場所に、その時代に、その人に適した住宅が、良い住宅である」というのは、100年前の金言です。場所や時代性、そして生活される方を踏まえた、豊かな生活の場所をご提案していきたいと考えています。
エイケン・プランニング