03. 無垢材のススメ
家の床も、年数が経って、単に「何か、古びてきたね。」というものより「日に焼けて、いい雰囲気になってきたね」の方が、いいですよね。そこで、無垢材。一枚板の床材の事ですが、まさに、そんな材料です。
ヒノキ、マツ、スギなどの針葉樹は、やわらかく、保温性があり、座っていると体温が木に移るような感じです。今のお宅で、「冬は床が冷たくて」という事はありませんか?個人差はあるでしょうが、これらの木は年中、素足で歩きたくなるような感覚です。又、ヒノキ、スギは乾燥のさせ方にもよりますが、香りも良いです。
ナラ、サクラ、そしてカリンやチークになると、家具で使うような木を床に使っている感覚で、部屋の質感もグーンとアップします。ウチの実家も、カリンの床材を使っていますが、やはりなんとなく高級感があり、しっくりくる感じで、しかもずいぶん長持ちしています。
針葉樹はやわらかく、傷がつきやすいですし、無垢材は湿度によって、多少の収縮があると考えた方がよいのですが、それを、差し引いても魅力的な材料です。
*無垢材のへこみ傷は、濡れタオルをあてて、アイロンをあててみてください。少々なら直ります。
- 無垢材のより詳しい情報はこちら
- 輸入材、国産材について → 高正(http://kousei-muku.com)
- 国産材について → 木童(http://www.kodoh.co.jp)